インタビュー特別編 高橋李空(アートディレクション)


―台本を読んだ感想を教えてください

 

自分の人生の別パートのような印象を受けました。演劇の台本に触れるのは今回が初めてでしたが、セリフや仕草のなかに登場人物たちの物語が表れていて、読んでいるだけでもこの中の世界が想像できました。

 

 

―作品づくりにあたって、大切にしたいことがあれば教えてください。

 

紙芝居と絵画での参加ですが、ハルくんの描く絵を想像しながら制作しました。大切な誰かのために描く絵と、自分の表現のための絵の変化を意識して描いています。今までこういった制作はしたことがなかったので、新しい引き出しを作ってもらえました。

 

―ご自身の小さい頃の夢はなんですか?

 

スパイダーマンです。あとはロボット技師にも憧れていました。

 

―創作活動の”力の源”になっているものはありますか?

 

なにかが出来上がっていくときの高揚感です。なにかと夜中に1人で制作する時間が多いですが、うまくいったりいかなかったりを繰り返して、なにかになる時が楽しくて制作しています。あとは音楽も力の源になっていると思います。

―自分の人生の糧になっている物語はありますか?

 

カーズとロボッツは小さい頃からずっと大好きです。あとは浪人中に観たcodaという映画のお話が心に残っています。

―作品への意気込みをお願いします。

 

絵の画面はいつも現実とは違う世界ですが、その絵に込めた思いや物語は、架空の世界から想像することで彩られると思っています。この作品に出てくるすべての絵画作品には素敵な物語を与えて貰いました。その物語に少しでも力添え出来ていたら嬉しいです。


〈高橋李空・たかはしりく〉

2022年度多摩美術大学絵画学科日本画専攻 入学 Animation Screening and Exhibition "movop"参加 2024年度映像作家一〇〇人選定クリエ


ミュージカル「かえるのロッキンチェア」 

2024年5月3日~5日 @成城・アトリエ第Q藝術

 

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